~時計広場~

今年は受験なのでまったく現れないと思います・・・。

ミーラの過去 番外編

真夏の夕日に照らされながら彼らは話していた。

「もっと早くこいでよ!」

「えぇ!?疲れたよ・・・。」

「でも、たまには自転車に乗るのもいいね!風がきもちい!!」

「さすがに2人乗りはきついよ?コレ・・・。」

蝉の音が街に響きわたる。人がまったくいない道をひたすらこいで行く。

「明日は何す・・・って、ぎゃあああああああ!!!背中に何いれたぁ!?」

「ん?氷だけど。」    「はあ・・・びっくりさせるなよ。」

「ごめんごめん!イタズラww」

水筒を飲み終り、笑いながら少女は謝る。

「そーいえば、アレなんだったんだろうね・・・?」

「ああ・・・。家の中に入ってきた強盗の?」

「うん。びっくりしたよ。ライの手から電気が出で来るから・・・。でも、守ろうと してくれたんだよね。私の事。ありがとっ!!」

「う、うん。」 「照れてる?」 「別にっ!!」 「おもしろい!」

「オレ、ちゃんとミユの事守るから・・・。」

「うんっ!!」

その時だった。急に真っ暗になった。

「何?どうしたの!?」 「わかんねえ。でも・・・。」

2人の周りにロボットが現れた。そして、上から声がしてきた。

「おまえがライだな?」 「誰だ!?おまえらは!?」

「おまえを研究所に送る。おまえのその能力を実験する。そいつを捕えろ!」

「放せっ!ミユ!!」 「ライ!!!」

「ん?女もいたか・・・。ちょうどいい!おまえは実験で使う悪魔のエサにしよう」

「やめろ!!ミユには手を出すな!!」

ミユはライに近ずき、

「ライをここから逃がすね。私が代わりになる。」

「ばか野郎!!さっき約束したばっかじゃねぇーか!?守るって!」

「今までありがと。サヨウナラ。」

涙を流し、ミユの目が青く光る。青い光はライをつつんでいった・・・。

 

目を覚ましたライはあたりを見回し必死にミユをさがしていた。

「ミユ・・・。どういう事だ?あんな能力を持っていたなんて・・・。」

また意識がもうろうとしてきて倒れた。そして、意識がなくなった。

一人の男が近くによってきてライの様子をうかがう。

「君は僕の敵になるんだろう・・・。君に邪魔されると厄介だ。」

男はライを持ち上げ、車に運んだ。

「研究所にいって、君の分身を作らせてもらうよ・・・。」

その横を一人の少女が走っていった。ネックレスを揺らしながら・・・。

その少女は・・・✖✖✖だった。

 

 

 

 

 

 

「✖✖✖」とは、誰でしょう?わかるかも・・・ww

 

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描いてみました!(下書き)

・・・。ww